うちの子はなんで読み書きができないの?どこに相談したらいいのだろう・・とお困りの方はまずこちらの枠をお取りください。まずは保護者の方からお子様についてじっくり詳しくお話を伺うことをとても重要なことと考えています。
以下のような症状が気になる場合はお気軽にご相談ください
読み書きに必要な力は眼や運筆の力だけではありません。
当施設の読み書き検査にはURAWSS/Reyの複雑図形検査/STRAW-R/音韻意識検査/など様々なバッテリーから必要な課題を抜粋して行います。
報告書を作成しますので、主に学校で支援や配慮を受ける際に提示して役立ててください。
目は脳みその出店と言われています。その目で捉えたものをどのように入力して脳で処理し、それらをどう出力(書くなど)しているのかを調べる検査です。それら一連の力の中でどこにつまずきがあるのかがわかります。検査をして結果を報告書にまとめ、どのような配慮や支援をしたら良いのかについても記載します。必要があれば学校の先生にもご説明致します。
① 目から情報を取り込むための目の機能…視力・眼球運動・両眼視・調節=入力系
② 目から取り込んだ情報を理解する機能…空間認知・形態認知・視覚的注意・記憶=情報処理系
③ 他の感覚機能や運動機能との連動…眼と手の協応=出力系
など、入力系・情報処理系・出力系の中の見る事に関係するスキルの強さや弱さによって生じます。
上記①から③の流れの中に弱い部分があると、音読が非常に遅い、読めるけれど効率良く書き取りができない、ノートのマスの中に文字が入らない、など様々な不具合が出てきます。
そしてそのような子どもは作業時人一倍エネルギーが必要で読み書きなど近見作業を無意識に避けるようになり、勉強の効率も下がります。無理なく学習できる環境や補助具を見つけてあげることが大事になります。
斜視などの器質的疾患がないのに目を対象物に思うように動かせない子どもが増えています。
そのような子どもは、教科書の見開きの中から先生の指示する文章をパっと探せない、行をとばして読んでしまう、などの症状が見られます。また、眼の動きと頭・体幹の動きが分離して指標の固視を持続できることは、安定した発達を評価する上での大事な指標にもなります。
そのようなことから発達に偏りをもつ子どもにも眼を上手く動かせない様子が多く見られます。毎日少しのトレーニングで眼球の動きはスムーズになっていくことが多いです。
自閉スペクトラム症の子どもたちは視覚過敏を訴えることが多くあります。
例えば朝カーテンを開けることを非常に嫌がる・光の粒が見えて物が判別しずらい・輝度の高い所に行くと真っ白にみえるなど、様々な症状を訴えます。また、近見作業では文字が歪んで見えたり、マスが二重に見えたりすることもあります。
このような場合は、特殊な遮光レンズの装用で症状が改善されるケースが多く報告されています。
学習障害とは、全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得に著しい困難を示すものです。
学習障害の子どもたちは知的能力に問題がないので、お話しが上手だったりするためそれらの優れた面の裏に困難な部分が隠れてしまい、小学校中学年まで誰にも気づかれぬまま本人だけが辛い思いを抱えているといった現状が多々みられます。
学習障害の子どもたちに成果のない努力を強いると勉強嫌いになります。紙媒体ではなくコンピューターなどのICTを活用することで困難が大幅に軽減できます。
まずは視力・屈折・輻輳・調節・立体視検査・眼位の検査(斜視斜位の有無)など、視機能面をすみずみまで検査をし、角膜及び中間透光体に異常がないかを確認します。
その後下記視覚認知面の検査を行い「見る力」を総合的に評価します。
その他、K-ABC、WISC-IVなどの発達検査、読み書きスクリーニング検査(STRAW-R)、Reyの複雑図形模写課題など様々な検査があります。それぞれのお子様に応じて適切な検査課題を選択します。WISC-IVに関しては公認心理師が担当致します。
上記検査を通してどこの部分に弱さがあるのかを把握し、各医療機関・教育機関と共に個々のニーズに合わせた細やかな計画的支援をしていきます。
※就学前のお子様や眼球運動の未熟さが目立つお子様は、視覚認知検査の実施の前に目の教室の作業療法やビジョントレーニングの枠でお預かりすることが多いです。まずはご相談でご予約をおとり下さい。
まずはお子様が自分の身体のすみずみまで上手に使えているかなど、ボディーイメージ、体幹、感覚入力について詳しく評価を行います。保護者様に詳しく評価内容と結果をお伝えします。評価が終わりましたら、トレーニングが必要なお子様だけ、作業療法の療育に通って頂けます。
お子さんの特性に応じた楽しい粗大運動・微細運動を通して、手先の使い方や運筆、また正しい姿勢保持が出来るように身体の力を統制していきます。蝶々結びや靴紐結びの練習なども行えます。
トレーニング時間:45分
保護者の方へのフィードバック:10分
料金:6,600円
学習や運動をする上でベースとなる眼の力を高めるトレーニングを行います。
※視力回復が目的ではありません。
トレーニング時間:45分
保護者の方へのフィードバック:10分
料金:7,700円
読み書きが難しいお子さんがICT支援員と一緒に、読み書きではない代替えのツールを使った勉強方法を学びます。
音声読み上げや、板書内容を撮影してノートを作成するなど、日常の勉強を楽に行えるよう指導していきます。
これらは受験の際の合理的配慮にも繋がりますので、知っておくと大変便利です。
お子さまの様子を見ていて「なぜ?」と思うような行動はありませんか?
どのような行動にも必ず理由があり、サポートの方法も理由によって異なります。
望ましい行動を設定するにはコツがあります。
お子さまとの関わり方を心理士と一緒に学んでいくクラスです。
子どもの目と発達の関係について深く学んで頂くクラスです。
マスターコースでは視覚認知検査を実施できるセラピストの育成を行います。
検査やトレーニングを受けてその時に説明をきいても、そののち、「わからないことがある」「新たに問題が出てきたので相談したい」と、なることがよくあります。そのような保護者さまのためのサポート枠になります。
一度当センターでお子さまが検査を受けられた方でしたら、どなたでもご予約ができます。
発達に特性があるお子さまは、羞明を訴えることや、文字がぐにゃぐにゃに見えると訴えることがよくあります。
そのような症状にはカラーレンズやカラーシートで改善が見られることがあります。
当センターでも何人もそのようなお子様をみてまいりました。文字がぐるぐるする、ノートが眩しいなど、のお子様の訴えはききもらさず、是非一度ご相談ください。
基本的には保護者様とのカウンセリングになりますが、お子様の特性を知る必要があった場合は、WISC―Ⅳなどの発達検査を事前に実施することも出来ます。
お子様はひとりひとり個性が違います。違っているからこそ、その子らしい輝きを放ちます。ひとりひとりのお子様が健やかに成長して、輝きを増していくことができるよう、かかわり方などを一緒に考えていきましょう。
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